HyperDeck 7.1 アップデート内容
「インターレースHDフォーマットおよびAACオーディオコーデックをサポートするH.264コーデックをHyperDeck Studio Miniに追加。また、単一ファイルへの3時間以上の長尺収録機能を追加し、イーサネットで最大110 MB/秒までのファイル転送速度に対応。」(引用)
以前、H.264フォーマットが追加された際、録画早々に停止するなどトラブルあり、録画機としての信頼消失。自機だけでなく、他所でも同様のトラブル。
アップデートによる改善の有無を確認する為、追加されたH.264 1080i/AACフォーマットを中心に録画テスト。
使用したSDカードは、この程度のフォーマットであればシビアに選びたくはないという意図もあり、推奨のモノやそうでないモノと色々。
25時間程テストした結果、一度もトラブルなく終了。
ついでにテストしたProRes422や1080pの録画も問題なし。
単一ファイルの長尺収録機能としては、ファイルの容量に関わらず4時間15分程が最大となる模様。ファイルはメディアの直下に生成されハンドリングも良好。
AAC/PCMの切り替えによるH.264録画も問題なし。(どちらの音声フォーマットをセレクトしてもメディア残時間の変化がないのは、バグか。実際に録画するとVBRとあって残時間は変動するので、表示される時間は目安程度に)
HyperDeck Studio Miniは、アルファ付きの動画をキー・フィルで送出できたり、ATEMと組み合わせてオートスタートが使えたりと、録画機能に安心感が加わればとてもコスパの良い機材なので、改めての現場投入が楽しみに。
メモ)
● 残り3分でTC赤 停止ボタン点滅
● 録画ボタンを長押ししてSDカード強制スワップ
● 今回のテストでカード・本体共にほんのり温かくなった程度
● 録画中、別のスロットでのフォーマット問題なし
● 録画中、USB-Cケーブルの抜き差し、影響なし
● 録画中、USB-CケーブルでつないだPCの再起動、影響なし
● USB-C接続での電源供給起動不可
● イーサでのセットアップ不可
● 録画中、SDIアウトからスルーアウト