Tricaster Mini の “Animation Store Creator Advanced Edition” で “This Machine” が表示されず書き出せない。


所有するTricaster Mini (HDMI) の “Animation Store Creator Advanced Edition” で “Export to” を選択すると “No mirroring clients found” とグレー表示され書き出せない。
[Build No.7-0-191216] の時に取ったバックアップへロールバックすると “Export to” に “This Machine” が表示され問題なく書き出せた。
[Build No.7-3-200428] の時に取ったバックアップへロールバックすると “Export to” に “No mirroring clients found” とグレー表示され書き出せない。
この結果からすると、どうやら [Build No.7-3-200428] へのアップデートの時に問題が起きていた様子。

https://forums.newtek.com/threads/animation-store-creator-not-seeing-mirroring-client.163170/

を参考にすると、本体のアップデートと同時にASCのアップデートも必要なようなのだが、それを怠っていた。
そこで、本体及びASCのアップデートを試みるが、ここで問題発生。
“Administrator Mode” のアップデートメニューから試みても、サポートサイトからダウンロードしたアップデーターを使用しても “Unable to get upgrade File list. Try again later.” と表示されてしまう。

これはどうやら既知のトラブルらしく

https://support.newtek.com/hc/en-us/articles/13514703028507

に直接ダウンロード用のリンクがあった。


“TriCaster Advanced Edition 3” と “Animation Store Creator Advanced Edition” のそれぞれのスタンドアロン・アップデータをダウンロードし、ひとまずアップデート完了。
が、また問題発生。
なんと、Mini本体もASCも起動途中で止まってしまう。
ここからは長いトラブルシュートに突入。
紆余曲折を経て、ようやく以下の解決策に辿り着く。

“Microsoft .NET Framework”をアップデートする事で、Mini本体が起動可能に。”Microsoft Visual C++”をアップデートする事で、ASCが起動可能に。

こうしてようやく、本体及びASCの最新版が起動可能となり、めでたく “Export to” に “This Machine” が表示され問題なく書き出せる様になりました。

今回、なぜアップデート自体がすんなりできず、また、アップデートしても起動すらできなかったのか分からないのですが、そこを追求しても時間の無駄な感じがするので、ここでひとまず終了。
得た教訓としては、本体とASCのアップデートは同時に実行しましょうという事でした。

AIが画像をベクター形式に自動変換する「VectorizerAI」

何だか強烈・・ フォトショやイラレを使えばできるのかもしれないけれど、画像をドラッグ&ドロップでいとも簡単にここまでの精度でベクターデータを生成してくれるなんて
とは言えプログラムでやるのと”AI”でやる事の違いが良く分かっていないのだけれども・・
https://twitter.com/bukuta_3/status/1653867030905344001

注 : 画像はTwitterより引用

HyperDeck Studio Mini 7.1 アップデート

HyperDeck 7.1 アップデート内容
「インターレースHDフォーマットおよびAACオーディオコーデックをサポートするH.264コーデックをHyperDeck Studio Miniに追加。また、単一ファイルへの3時間以上の長尺収録機能を追加し、イーサネットで最大110 MB/秒までのファイル転送速度に対応。」(引用)

以前、H.264フォーマットが追加された際、録画早々に停止するなどトラブルあり、録画機としての信頼消失。自機だけでなく、他所でも同様のトラブル。
アップデートによる改善の有無を確認する為、追加されたH.264 1080i/AACフォーマットを中心に録画テスト。
使用したSDカードは、この程度のフォーマットであればシビアに選びたくはないという意図もあり、推奨のモノやそうでないモノと色々。

25時間程テストした結果、一度もトラブルなく終了。
ついでにテストしたProRes422や1080pの録画も問題なし。
単一ファイルの長尺収録機能としては、ファイルの容量に関わらず4時間15分程が最大となる模様。ファイルはメディアの直下に生成されハンドリングも良好。
AAC/PCMの切り替えによるH.264録画も問題なし。(どちらの音声フォーマットをセレクトしてもメディア残時間の変化がないのは、バグか。実際に録画するとVBRとあって残時間は変動するので、表示される時間は目安程度に)

HyperDeck Studio Miniは、アルファ付きの動画をキー・フィルで送出できたり、ATEMと組み合わせてオートスタートが使えたりと、録画機能に安心感が加わればとてもコスパの良い機材なので、改めての現場投入が楽しみに。

メモ)
● 残り3分でTC赤 停止ボタン点滅
● 録画ボタンを長押ししてSDカード強制スワップ
● 今回のテストでカード・本体共にほんのり温かくなった程度
● 録画中、別のスロットでのフォーマット問題なし
● 録画中、USB-Cケーブルの抜き差し、影響なし
● 録画中、USB-CケーブルでつないだPCの再起動、影響なし
● USB-C接続での電源供給起動不可
● イーサでのセットアップ不可
● 録画中、SDIアウトからスルーアウト

ハードディスクの廃棄

断捨離の一環で不要になったHDDを廃棄。
数十個あるため、破壊機をレンタルしてと思っていたが、バラしても1個につき3分程なので、ひとまずプラッタを抜き取る事に。
必要な工具は、トルクスレンチの5/6/7/8のみで、主に使うのはNo.6。
精密ドライバだとバラすうちに指が痛くなってしまったので、グリップ付きタイプを購入。作業効率は雲泥の差。
その後、ポンチと重めのハンマーでいとも簡単に穿孔破壊できる事が判明し方法変更。
ただ、カバーが二重になっているタイプは、なかなか穿孔せず。その場合は、抜き出したプラッタを直接破壊する事に。
プラッタにはガラスタイプと金属タイプがあり、プラッタ同士をぶつけた時の音の違いで判明できる。
ガラスタイプは破壊すると粉々に砕けるので、あらかじめ袋に入れて行う必要あり。
バラしたHDDは不燃ごみとして廃棄し作業完了(さいたま市の場合)。

立井ケーブル

帰宅するとポストに名刺と共にメモの挟まれた立井ケーブルさんのカタログが入っていた…驚
そのまま入っていたので、購入履歴のある先を廻られているのだろうか… サイタマまでお疲れ様でした。
5Cよりスリムで3Cよりも安全にと随分前に作って貰った30mの4CFW同軸ケーブルは、昨日の現場でもしっかり映像を伝送してくれて、今でも信頼のおける愛用のケーブルです。